乾燥の季節が到来しましたね。
乾燥は、美容の大敵、風邪や感染症の大敵です。
我が家でも、さっそく加湿器が、活躍しております。
『今年は、加湿器を買ってみようかな?』
『去年の加湿器、こわれっちゃったから、買い換えないと…』
『でも、加湿器っていろんな種類があってどれがいいかわからないよ!』
という方も多いのではないでしょうか?
実は、加湿器は、大きく分けて、3種類のタイプに分かれます。
1.加熱式(スチーム)加湿器
2.超音波式加湿器
3.気化式加湿器
私は、この3種類の加湿器を、使用したことがあります。
今まで、加湿器の購入回数15回以上。
色々な加湿器を試してみました。
その経験上、私がおすすめする加湿器の種類は、加熱(スチーム)式加湿器です。
この記事では、私の失敗談を付け加え、難しいことは、はぶいて(笑)
超簡単に、加湿器の種類や、特徴について、説明します。
自分にあった、加湿器選びの、ヒントになるはずです。
ぜひ、購入前に、参考にしてみてくださいね。
加湿器種類と、それぞれの特徴
加熱(スチーム)式加湿器
ヒーターで、水を加熱して蒸発させ、その湯気(水蒸気)を
ファンで空中に送り出して加湿します。
やかんで、お湯を沸かすイメージです。
大量の蒸気で空気が加湿されます。
メリット | 1.水を沸騰させるので、雑菌が繁殖しにくく、衛生的。 手入れは簡単。 2.ヒーターで、高温の蒸気を放出するため、 室温を上げる効果もある。 3.加湿力は強く、短時間で湿度をあげることができる。 広い空間でも活躍。 |
デメリット | 1.ヒーターを加熱するので、電気料金は、 ほかの種類と比べて、高くなる。 2.吹き出し口が熱くなるので、小さい子どもがいると、危険。 |
きれいで清潔な水蒸気で加湿したい。
手間はかからないほうがいいな。
冬、室温を上げながら使いたい。
加湿力が高いので、過加湿になりがち。湿度計が部屋にあるほうがいいですね。
湿度計がついている加湿器もありますね。
蒸気が出るところが、かなり熱くなるので、小さい子どものいる部屋では、注意が必要です。
やけどしないように工夫する必要があります。
超音波式加湿器
超音波でミスト(霧)を発生させます。
超音波の振動が水面に伝わり、微細なミストが発生します。熱くありません。
このミストを、空気中に拡散させ、部屋の加湿を行います。
ヒーターを搭載していません。
水蒸気がモクモク出るタイプの加湿器だね。
メリット | 1.ヒーターを搭載していないので、本体が熱くならず安全。 2.比較的、価格や電気代も安いので、お手頃。 3.加湿力が高い。 |
デメリット | 1.水の粒子が大きいため、周囲にあるものを 湿らせたりする場合もある。 2.水の粒子が大きいので、雑菌が繁殖しやすい。 3.毎日、ちょっとした手入れが必要です。 |
寝るときに、よりいっぱいミストを浴びたくて、
近くに置いたら、布団が湿ってえらいことに!
布団乾燥機をするはめに…。(笑)
設置場所に注意してね。
加湿器周囲が、水滴でぬれてしまうこともあるので、電化製品、オーディオ、TVなどの
ぬれてはいけないものの近くには置かないように気を付けて!
低い位置に置くと、床が湿ったりするので、テーブルなど、
高さのあるところに設置するのが、おすすめ!
気化式加湿器
水を含ませたフィルターに、ファンで風を当てて
気化した水蒸気を放出します。
濡れた洗濯物に扇風機をあてるイメージです。
メリット | 1.水の粒子が小さいので、雑菌の放出が抑えられる。 フィルターに風を通し気体として放出。 2.ヒーターを使用していないので、電気料金が安い。 3.熱くならないので、危なくない。 4.フィルターがあり、衛生的です。 |
デメリット | 1.モーター音や、ファンの風音がうるさく感じる機種もある。 2.フィルターなどの、部品のお手入れが頻繁に必要で、 手間がかかる。 3.加湿力が強くないので、加湿に時間がかかる。 |
電気代を抑えたいな。
清潔に加湿したい。
子どもがいても大丈夫なのがいい。
うっかり、フィルター掃除をさぼり続けたら、
フィルターがヌメヌメして、えらいことに!!!
ちゃんと、手入れが必要ですね…。
フィルターがあるので、衛生的。フィルターの手入れが、ちょっと面倒なので、めんどくさがり屋さんには、おすすめしないです。
ハイブリット式加湿器
最近は、ハイブリット式の加湿器も登場していますね。
超音波式+加熱(スチーム)式加湿器
気化式+加熱(スチーム)式加湿器
ハイブリッド式加湿器は、加熱(スチーム)式 に、それぞれの特性が
組み合わさったような加湿器です。
組み合わせは、
水が蒸発する原理を利用する「気化式」か、
ミストにした水分を噴霧する「超音波式」です。
メリット | 1.ヒーターで水を沸騰させるので、雑菌の放出が抑えられる。 ハイブリット式では、熱くない。 2.通常の「気化式」や「超音波式」と比べて、 効率よく部屋を加湿できる。(加熱式の特徴) |
デメリット | 1.ヒーターを搭載する分、電気代、本体価格も高くなる。 |
加熱式のように、熱かったりせず、それぞれの良いところが
組み合わさっているので、子ども部屋にも置けて、いろんなところに設置できる。
ハイブリッド式なら、加熱式が使いにくい子ども部屋にも
使えそう!
お手入れ頻度と、加湿力
お掃除の頻度 | 加湿力 | |
加熱(スチーム)式 | シーズン使用前と終了後。 1回/年。 | 強い |
超音波式 ハイブリット (超音波式) | 毎日、水を交換。 週3回程度、タンクと本体の 簡単な洗浄。 | 普通 (ハイブリッド→強い) |
気化式 ハイブリット (気化式) | 毎日、水を交換。 週3回程度、タンクと本体の 簡単な洗浄。 週1回フィルターの掃除。 | 弱い (ハイブリッド→強い) |
お掃除については、細かく言えば、
もっと掃除したほうがいいのかもしれませんが、
最低でも、この期間で掃除しようね!
っていう基準です。
私は、ずぼらなので、細々と
毎日、掃除は無理です。
なので、できる範囲で、汚くならないようにしています。
このくらい、掃除しておけば、
健康上の影響はないかと思います。
掃除をしないと、繁殖した細菌が、
スチームの中に混ざって、部屋にばらまかれます。
口や鼻から吸いこむことによって、肺炎になったり、
体調を崩すことになります。
特に、小さい子どものいる部屋の加湿器は、
気を付けたいですね。
お手入れは、しっかりしましょう!ってことです。
加湿器を購入した時に、説明書をしっかり読んでから、
お手入れしてください。
超音波式の加湿器の掃除をしようとして、
コンセント(電源)をOFFにしてなくて、
ビリビリ!!!として、慌てました。(笑)
気を付けてください。
こんな事したの、私だけかもだけど…(笑)
【選び方ポイント!】自分の選択基準を決める。
加湿器のどこの特徴を優先にするかを決めます。
何を優先しますか?
加湿器を選ぶとき、私の場合は、以下の事を自分基準にしてます。
- 加湿力…強いもの
- 電気代…今は、電気代のかからないものも登場しているので、あまり気にしない。用途優先。
- 設置場所に合うか…設置場所によって、加湿器種類を変える。例えば、子ども部屋は、超音波式、または、ハイブリット式。
- 掃除の頻度、お手入れのしやすさ…清潔に保てることが優先。
自分の基準を決めると、選びやすくなります。
まとめ
加湿器は、4種類にわかれていて、それぞれに特徴があります。
自分にあった加湿器を探すには、その特徴を知って、
自分の目的や、譲れない機能などを、照らし合わせて選ぶとよいです。
私の場合は、加湿力と衛生的に保てる構造、
手入れや、扱いに手間がかからないもの、
設置する場所がどんな環境か、が選ぶ基準です。
ご自分の基準をまず、決めてから選んでみてください。
私は、掃除が頻繁にできない性分なので、衛生面から考えて、
おすすめは、加熱(スチーム)式です。
最近は、ハイブリット式が登場したので、
超音波式なら、スチーム式とのハイブリットをお勧めしたいです。
ご自分の基準と照らし合わせて、購入を考えてみてください。
家族の健康維持や、美容のためにも、この冬、必ず必要な
強い味方です。
自分と相性の良い加湿器をに出会えるといいですね。
参考になったらうれしいです。
ありがとうございました!
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